結納

キレイ学のススメ ~ビューティー27~

ビューティー27|西村有紀子 キレイ学のススメ

あなたに最高の答えをもたらす3秒の魔法

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはジョセフ・マーフィーなどの成功哲学や人間影響心理学、自己実現研究を続けるPOWER FACTORY代表取締役の佳川奈未氏の『あなたに最高の答えをもたらす3秒の魔法』です。
完全オリジナルな333の「幸せキーワード」で占う運命好転ブックで、自然界の象徴やイメージからなる言葉によって、それぞれの問題や質問に対する答えを引き出すことが出来ます。
好きな数字を思い浮かべるも良し、パッとページを開くも良し、潜在意識からの答えを受け取り、今いる場面から一歩前進するためのアドバイスをしてくれる心強い味方となってくれるはずです。
また、読み物としても読み通しても、必ず心に触れるフレーズを見つけることができるでしょう。
何かの局面で選択に迫られていたり、現状を打開したいと思っている人にはとくにおすすめです。


アンダーランポイント

「そうしよう!」
と自分自身が認めることで、次の場面に行けます。
自分がなにかを承認するだけなのか、
あるいは誰かの承認が必要なのか、
それをはっきりさせれば、楽に半分解決です。

自分が出来る範疇のものなら、
やっても大丈夫です。
迷う必要もなく、簡単にこなせるでしょう。
また、キャパを超えるものであったとしても、
誰かやなにかのサポートを得ながらであれば、
それなりにこなせます。
とにかく、できることは確かです。

あなたをわくわくさせることなら、
なにも躊躇する必要はありません。
夢はいつもあなたを
思ったよりも遠くまで運び、
想像したよりも高い場所に連れていってくれます。

難しく考えず、ただ淡々とそれをやってください。
淡々とやるというのは、
それがあなたの能力でできることであり、
いまのあなたにとっては
なにも問題のない程度のことだということです。

強いものになびくのが人の心理。
しかし、その本当の強さとは、
優しい包容力とあたたかさです。
あなたが自分の中の人間的魅力を
発揮することのみに
重点を置いてやることは、
すべて最強の結果につながります。

困惑を感じることなら、
無理にそれを引き受ける必要はないでしょう。
あなたがかかわるものは、
あなたが気持ちよいものでなければ、
満足いくものにならないでしょうから。
手に負えないことは、今はすべきではありません。

その考えに乗ることは、
新しい飛躍につながります。
前よりも、一段高い観点から考える段階に来ています。
それはいつもあなたを成長させ、
さらに上に引き上げます。
あなたの精神的成長の段階に応じて
自分のステージは上がるものです。

自分がなにを得ようとしているのかということよりも、
自分からはこの相手や、
この仕事や、この出来事や、この時間に、
なにを提供できるのかを考えてみてください。
結局、良いものや、豊かなものを、
まず先に他者に与えることによって、
最大の報酬はやってくるのです!

自分の夢を叶えるための
シンボルを持ってはいかがでしょうか?
それを目にするたびに心を鼓舞させることができたなら
あなたはなにかがんばることを
自分に強制することなく、
自発的にがんばれる気持ちになれることでしょう。


目次

この本の取り扱い説明書
Sign 001
  ・
  ・
  ・
Sing 333

本当の強さとはやっぱり“愛”なのですね。

風の谷のあの人と結婚する方法

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは元格闘家須藤元気氏と作家森沢明夫氏の『風の谷のあの人と結婚する方法』です。タイトルからすると、結婚するためのマニュアル本のような感じですが、須藤氏と森沢氏のメールのやり取りを編集した内容で、目次を見ると分かるように、生きていく上で起こる様々な疑問を森沢氏が須藤氏に投げかける形で展開する自己啓発本です。
最近流行の“セレンディピティ”や“引き寄せの法則”などの内容から、三国志や論語まで、歴史的にも古くから語られている倫理観まで、一気に人生成功のコツの要点をまとめて読める、そんな1冊です。
深く掘り下げた内容ではありませんが、シンプルこそ真をついているというのであれば、
ここまで簡単にまとめてあるのは、贅肉をそぎ落とした核心と言えるかもしれません。
哲学と笑いの絶妙な展開も本書の魅力の1つです。気軽にどうぞ。

アンダーランポイント

「何か物事を始めたときは、自分の成長が手に取るようにわかるから楽しい→楽しいから辛さを感じない→辛くないからどんどん練習に打ち込める→練習するから身につく→身につくから楽しくなって練習にいっそう励むようになる→さらに練習に励めば、さらに上達して・・・」
こういう上昇志向スパイラルに自分自身をはめます。

勉強とは、物事を変革するための道具です。
カール・マルクスが「今までの哲学者たちは、世界を解釈していたにすぎない。重要なのはそれを変革することである。ようするに、勉強したことを生かして『行動』を起こさないと、世界は何も変わらないということです。

誰かを批判したり批評したりするのは楽ですが、人を批評すれば自分も批評されます。この世の中は、人をさばけば自分もさばかれるのです。

もうひとつ勉強をするうえで大切なのは、自分が得た知識を人に教えてあげること。『教えることは最大の学び』です。食べたら出すのと同じで、インプットをしたらアウトプットをする。人に教えながら自分も再確認できます。

天才は、好きなことをやり続けた人間の中から生まれる

自分の性別を逆転させて世の中を見ると、新鮮でおもしろい発見があるものです。自分が男性なら女性になったつもり、女性なら男性になったつもりで生活してみるのです。

とりまく環境に不満があったら、周りの他人を変えようとせず、まず自分を変えること

いい人間関係とは、奪い合いではなく、与え合いです。もちろん、見返りを期待して与えるのではなく、自然とそうなるということです。

『人を判断しない人』であれば、その人はきっと魅力的だと思います。

人は自分の持っていないものを他人に与えることはできませんから、笑顔とか優しさとか、そういう減らないものを与え続ければいいのです。

あえて人生、死なない程度に失敗しておいたほうがいい

成功すれば外側が豊かになり、失敗したら内側が豊かになれる。そういう意味で<負けも真なり>なのです。

悟りは、悟りなど必要ないと思えたときが、悟りである

好きなことをして、あっという間に一日を過ごした人は、本当にあっという間の分しか歳をとっていない。
いつまでも若々しくいるには、好きなことをしながら生きること

人生において何が本当の成功かというと、それは自分も周囲の人もすべてが幸福で素晴らしい人生を送れたかどうか、です。

この世の法則は『与えるものは得るもの』です。

まずはなりたいものの風格をまとうこと。そうすれば周囲の人たちの意識レベルも同調するので、自然とその夢が叶えられていく


目次

もくじ

学びについて
人間関係について
心のコントロールについて
時間について
成功について
身体作りについて
リラックスについて
あとがき
解説森沢明夫

好きなことをやり続けるために、“好きなこと”を見極めたいと思います。

パターンで話せる 英会話『1秒』レッスン

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはシリーズで7万部突破の『語源とイラストで一気に覚える英単語』など英語の語学書の著書30冊を越える清水建ニ氏の『パターンで話せる 英会話『1秒』レッスン』です。
 外国語学習にとって大切なのは“これをやれば必ずモノにすることができる”という確信を持って取り組める教材があることだそうです。
 「学問に王道なし」と言いますが、「英会話に王道あり」の、リズムで反復練習が出来てしまう、今度こそ英語を話せるようになりたい!と切望する人におススメの1冊です。
 中学生レベルの知識で、自信を持って外国人に話しかけられるようになる、魔法のような入門バイブル書です。
 これさえマスターすればあとは応用だけかな、と本気で思えて525円とはあまりに安すぎる、お得な教本です。


(アンダーラインポイントなし。すべて暗記してしまおう!!)


目次

はじめに
英語を話す感覚をつかむ1~20
英会話力をぐんぐん伸ばす21~40
表現の幅をもっと広げる41~55

Hang in there!

フォーカスリーディング

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはSRR速読教室代表の寺田昌嗣氏の『フォーカスリーディング』です。実用的な技術の学べる「3日間集中講座」は毎回キャンセル待ちになるほどで、本書にはその人気講座のノウハウがぎっしり詰まっています。
1冊1分で読める!というよな突飛な速読術ではなく、眼の訓練はあるものの、目的意識をフォーカスすることで、ムダなのモノを省き、時間の短縮をする実に実用的な内容です。そして、本を多読すること自体を目的とせず、実際に本で学んだことを実生活に活かし、成果で本の価値を計るという、成果主義のところも、現代の時間のないビジネスマンにはピッタリの価値観だと思います。
読書の実用性を高めたいと思っている人はぜひぜひ読んでみて下さい。


アンダーラインポイント

本がこれだけあふれるようになったら、「何をどう読むか」ではなく、「何を読まずに済ませるか」を考えなければいけません。

大切なのは「速さをどう使いこなし、成果に結びつけるか」ということだったのです。

「目的にフォーカスすればいい」
「フォーカスを明確にすればいい」

・1冊10分で、1冊の本の中から、あなたに必要な行動の指針やヒントを手に入れる。
・1冊10分で、あなたが求めていた知識と情報を手に入れる。
・1冊10分で、その本の「いいところ」を確認し、それをどう処理すべきか理解する。

・ちょっと気になる新刊書をサックッと処理して成果につなげていける読書。
・分厚い本でも、自分のほしいポイントを要領よく押さえて成長につなげていける読書。

達人と呼ばれるような人たちは、読書にさえコストとリターンの概念を持ち込みます。何をどう読めばリターンを最大化できるか、クールに計算しているのです。

最悪なのは、本の中で自分が知っていることばかりを確認して自己満足に浸るパターンです。「著者と同じ事を考えている自分は、著者と同じくらいすごいんだ」と勘違いしてしまうわけです。

はっきりいって、読んでいる最中や、読み終わった直後の満足感なんか、どうでもいいのです。手に入れた知識が、あなたの中で、あなたの現場でどう生かされたのか、そこをきちんと検証しましょう。

多読すること自体が目的となると、本来読後のフォローにあてられるべき時間が、次の1冊のために奪われていきます。量をもとめることの弊害はここにもあります。

いくら「売れているから」といって、深みのないケータイ小説をいくら読んでも、あなたは成長することはできません。

要するに、視野を狭めてがんばって読んでも、理解度が高くなるわけではないということです。高くなるのは、安心感と満足感だけ。そして、この満足感がクセモノです。視野を広げれば理解がスムーズになるはずなのに、どうしても視野を狭めて満足感を求めてしまいがちです。

読書の効率が悪くなるのも、成果が上がらないのも、つまるところ「読書の先」、つまり目的にフォーカスできていないからです。

読書で大切なのは「本を読むこと」ではなく、「本に書かれている情報を読み取る」ことだし、「本を読んで目的を達成する」ことなのです。

何かにフォーカスするということは、何かを捨てるということです。何を手に入れたいか、ねらいを定めたうえで、切り捨てられるところはクールに切り捨てる。これが効率的な読書というものです。

「無駄なコストを省く」というのは、わかりやすくいうと、得るものが少ない本にダラダラとつきあうなということです。得るものがゼロでないとしても、「割に合わない」と感じたら、躊躇せずに本を置くこと。投資の世界でいう"損切り"です。

<速読の心・技・体>
・ 心その本をどう読むのか、何を目的として読むのかという意識。目先の安心感、満足感を捨てて高いリターンを求める覚悟
・ 体①ベースとなる読書力。読もうとする書籍の内容についての予備知識、ビジネスの経験値。②眼の使い方。③高い集中力④情報を入力するレベル
・ 技フォーカスの設定のしかた。そのためにどう「体」を使うのか。達人の読書法。

T(Time)この本を読むのにかけていい時間はどれくらいあるのか

ある本をしっかり理解しようと思ったら、最低3回は読み直さないとダメです。実感として言えるのですが、本当の意味で、投資の元が取れるのは、3回目の読書からです。

目次

はじめに
講座をはじめるにあたって
【理論編】第1講 あなたがはまりがちな"読書のワナ"
【理論編】第2講 読書に何を求めるのかを
【鍛錬編】第1講 速読は体育会系のノリで身につける
【鍛錬編】第2講 「体」を極める
【鍛錬編】第3講 「技」を極める
【鍛錬編】第4講 「心」を極める
【実践編】フォーカスの力を最大限引き出す読書術
おわりに
【巻末付録】
参考文献リスト

この本を読み終えてからの読書は、平均30分になりました。10分までは程遠いですが。
寺田氏とは同じ出版セミナーの同期生です。すでに5万部以上売り上げている彼にあやかろう。

ホスピタリティ

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはニューヨークのウォドルフ。アウトリアホテル、ホテルニューオータニ、東京ベイヒルトンを経て97年に株式会社ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナルを設立した窪山哲雄氏の『ホスピタリティ』です。
2008年北海道洞爺湖サミットのメイン会場にも選ばれたザ・ウィンザーホテル洞爺のホスピタイティの極意が語られている1冊。
ホテルといえば、もっともホスピタリティの求められる業種の1つであり、その中でも選ばれしホテルでは、どのような精神で運営がなされているのか?は私たちにとっても興味深いところです。
セクシーさのあるサービスを目指しているという点も他との違いを際立たせる要因になっているようです。


アンダーラインポイント

ライフスタイルというものは、耳から聞いているだけでは、決して体に入りません。なにより「体験・体感」することが大切です。

レストランにおいては、料理人だけではなく、サービスする人間にもこうしたコミュニケーション能力が不可欠です。
つまり「食文化」とは、食べ物を「頭でも味わう」ことだと言えるでしょう。

目の前に苦しむ患者がいれば、そこに時間や労力の限界を設定するのはプロではない。結局、「どこまでやったらいいの?」という問いの答えになるような境界線はないということ。

つまりお客様が行き交うロビーはパブリックなスペースとして、またレストランはフォーマルな場として、知らず知らずのうちに、立ち居振る舞いやマナーなどへの配慮、言い換えると、社会性を育むことができるのです。
ホテルの空間を通してお子様の国際感覚を育むことも、ホテルの使命であり社会的役割です。

ウィンザーのハウスキーパーは、清掃に入るごとに、テレビやソファー、壁にかかった絵の額までひっくり返して掃除します。

ラベルが少しでも歪んで貼られているのに気づいたら、それはすべて差し替える。
ラベルが歪んでいるとその瓶の中身まで「大丈夫だろうか?」という余計な心配をお客様に与えてしまうからです。

セクシーな空間であるかどうかは、女性がいかに美しく見えるかにかかっています。

クレームとは、お客様を理解するプロセスであるという言い方もできます。
クレームを通じてより深いニーズが見えてくる。


目次

はじめに
Part1 お客様を"育てる"というサービス
Part2 完全を目指したサービス
Part3 遊び心/セクシーさのあるサービス
Part4 リスクマネジメントという名のサービス
Part5 ホスピタリティを極めたサービス
Special 【特別篇】サミット

ホテルの名前にもセクシーさを感じませんか?

ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはドトールコーヒー創業者鳥羽博道氏の『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』です。
16歳で高校を中退しブラジルへ単身渡航、1962に年にドトールコーヒーを設立してからグループ売り上げ1013億円にまで育て上げた、辣腕経営者の伝記ともいえる1冊です。
厳しい時こそ信念と夢を持って前進し続けてきた軌跡は、経営者のみならず、ビジネスマンに働く勇気を与えてくれるはずです。
著者の目指した「幸福創造業」は消費者の支持により格差社会をものともせず、拡大し続けてきました。しかしそれも、幾多の失敗をも重ねてきた結果です。
仕事に情熱を持ちたいと思っている人、新しいことに挑戦したいと思っている人に、勇気を与えてくれる1冊です。


アンダーラインポイント

世の中に活力を与えつづけることこそ企業の使命

「他社が赤字だろうとなんだろうと、自分たちだけは成長しつづけ、お客様に夢を与えていくんだ」という、強い意志、気概を持ち続けたい。

たとえ物事が順調に進んでいても、あるいは自分がどんなに恵まれた地位にあっても、決して驕ってはならないし、ましてや周囲の人たちに対して高圧的なタ一で接してはならない。私は「驕る平家は久しからず」という言葉を肝に銘じている。

大切なのはオーナー自身がマンネリから脱却すること、意識改革が重要だ。よく人は「私は本気でやっている」「真剣に取り組んでいるのに理解してもらえない」という言葉を口にする。だが、結果の出ない本気や真剣さは本気でやっているとは言えない。

お客様は最高の広報マンであることを忘れるな。

私は以前、社員のさらなる意識改革を促すために、「社員ひとり残らず、サラリーマンからビジネスマンへ転身してもらいたい」と全社員に言ったことがある。


目次

文庫版まえがき
まえがき
第1章 夢を与えつづけることが企業の使命
第2章 16歳で飛び込んだ喫茶業界
第3章 ドトールコーヒーショップ設立まで
第4章 危機感が人間を突き動かす
第5章 150円コーヒーの顧客第一主義
第6章 フランチャイズを成功させる要点
第7章 こだわりこそ成長の原点
第8章 想うことが思うようになる努力

どうやって社会の役に立っていくかを、改めて考え直してみました。

女の幸せをすべて手に入れるフルコース宣言

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは作家、生き方健康学者、佐藤富雄氏の『女の幸せをすべて手に入れるフルコース宣言』です。○結婚したい!○仕事がしたい!○子供が欲しい!○お金が欲しい!○美しくいたい!と何ひとつ我慢しない、1つたりともあきらめない"フルコース女"になる秘訣が書かれています。
心と体の制御関係について研究し、科学からとらえた生き方論を提唱、著者のベストセラーのテーマ"口ぐせ理論"のカテゴリーに入る本書は女性の成功は"宣言した者勝ち"と説いています。
結婚観を具体的にして、宣言するだけで理想の王子様に出会える!?
でも確かに、諦めてしまっている女性がどれだけ多いことでしょう。欲しいものすべてを手に入れる"フルコース女"になりたい人は必読の書でしょう。


アンダーラインポイント

「私はフルコース女という生き方を選んだ」
こう決意し、宣言してしまえばかないます。

欲しいものをなにか我慢して一生を終えるのか。
欲しいものをすべて手に入れたフルコースの人生を謳歌するのか。

なぜ「仕事か結婚か」を選ばなくてはいけないのか。なぜ「子育てをするなら仕事は終わり」と思い込まなくてはならないのか。私にはわかりません。欲しいものは全部手にすればいいではありませんか。やりたいことはすべてやるために、あなたは生まれて気tのですから。

あなたが自分の生きたいように生きるためには、周囲や未来に対する依存から脱却して、本当は自分はどう生きたいのかを、自覚することが最優先なのです。

あなたの人生観が明確であれば、あなたにとっての白馬の王子様は見つけられます。

「結婚したら、好きな仕事を続けられないでしょう」
「子育てをいいかげんにしたら、夫にも悪いしね」
こうして、家庭をもたないことの理由を述べるキャリア女性も多くいます。しかし、おそらくそれは本当に理由ではないはず。そんな理由をいわないですむような相手だったら喜んで結婚するのではないですか。

なぜ、現代の女性たちはこんなにも結婚が「ヘタ」なのか。それはズバリいって結婚観が希薄だからです。

離婚するのも、結婚したからこそできること。離婚という道を選ぶ時点でかなりはっきりと人生を見据えている証拠です。

「俺は仕事で稼いでくるから、子育てはすべてキミにまかせる」
こんなバカ男は絶対に選んではいけません。もちろん、稼いでくるのは当然のことです。しかし、男の仕事はお金を持ってくるだけではありません。男にしかできない子育ての分野があります。それを放棄している男といい家庭は築けません。

男性がこだわる味をベースに、女性の創造性を加味していくと、その家の食文化がぴたりと決まります。

子育てをしたがらない人間は、大人としての責任を放棄していると同時に、自分が大きく成長するチャンスも逃しているのです。

なにかに対して責任をとっているからこそ、人は魅力的であり、本人も充足感を得られるのです。

20代は貯める時期ではありません。自己投資すべき時期です。

「私が彼を変えてみせます」
「私が彼を育てていきます」
こう宣言する女性もいるのですが、それは甘い考えです。結婚するような年齢になるまでダメ男でいた人間が、結婚を機に変わるなどということはありません。


目次

はじめに
第1章 あなたはフルコース女です
第2章 フルコース女の結婚観
第3章 フルコース女の人生計画
第4章 フルコース女実現の法則
第5章 フルコース女の自分づくり

欲しいものは望んだ者勝ちということなのでしょうか。

35歳までに必ずやるべきこと

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはアデコキャリアスタッフ株式会社(現アデコ株式会社)を立ち上げ、年商1300億円のトップ企業に成長させた重茂達(おもいとおる)氏の『35歳までに必ずやるべきこと』です。
人材派遣業で多くのスタッフを見てきただけにデキる人間とデキない人間の違いを明確に捉え、デキる人間になるための考えかたを具体的に指南しています。
新入社員の時に読めば良いのかも知れませんが、多少の経験があった上で本書の内容を素直に受け止め実行することで、大きな成果が得られるのでしょう。
また、リーダーシップが必要な立場の人も必読の1冊です。
仕事が楽しくない人も仕事の楽しみかたを学べます。"意外といいこと書いてあるなあ"とつい言ってしまいます。美しく生きるにはビジネスパーソンとしてのルールを守ることも重要です。ぜひ、読んでみて下さい。


アンダーラインポイント

幸運というものは、いつもあなたの前を行ったり来たりしています。しかもチャンスの顔をせずに、ピンチの顔をしている場合が多いのです。

35歳までは、人の心は柔軟性に富み新しいことを受け入れやすく、物事を学ぶ姿勢も積極的です。

自分で風を起こして、その風に乗るのです。
たとえば仕事のやる気が失せたようなとき、自分から上司に「これだけやります」と目標を申し出てがんばるとか、自分なりの計画を立てて「ここまでできたら自分にご褒美を与える」というのも1つの方法です。

「給料安いよなあ」と思っているなら、不満を抱えるのではなく、会社への貸しだと思えばいいのです。給料の高い安いは立場の違いによって、永遠に平行線をたどる運命にあるからです。

くよくよと後悔しても大した意味はないのです。失敗したときに必要なのは反省であって、後悔ではありません。反省というのは理性的な判断であり、次なる成功に結びついていくものですが、後悔は多分に感情的で、そこからは何も生まれません。

仕事も同じです。「できる」と思って取り組めば、脳細胞が活性化して「どうしたらできるか」を真剣に考えます。「できない」と思ったら、そこから先は考えないし、努力もしません。だから本当にできなくなるのです。

たくさんのピンチを乗り越えたから今がある。失敗を恐れて消極的になっていると、ピンチに遭遇する回数は減るかもしれません。しかし、ピンチの向こうにある輝かしい未来に出合うこともなくなるのです。

「勝者は勝つ方法を探し、敗者は言い訳を探す」

どんな人にも良いところがあるはず。相手の良さを素直に認める<自分の心>を好きになり、いとおしんで下さい。自分を変えることは、人を変えるよりたやすいものです。

うまくいかなかった原因を問われたとき、自分のやるべきことを最大限にやったかどうかを考える。これは自責の考えかたです。他人や会社、社会のせいにするのが他責です。
「あいつのせいだ、と指差したとき、人差し指と親指は相手を差していても、残りの3本の指は自分のほうを差している」

能力を高めるには、能力以上のものに挑戦しなければなりません。筋肉を鍛えるのと一緒で、楽なトレーニングをやってもダメなのです。ちょっときつめの運動をする必要があります。人生も同じで、ある時期に熱く燃えると、それが基礎体力となって後々に良い影響をもたらすのです。

「どんな年になるだろうか」は他人任せの考えかたではないでしょうか。自分の人生を生きるのだから「どんな年にしようか」と考えるべきです。

人生を前向きに生きていくうえで最大の障害になるのが「恐れる心」です。
不安や心配は何かを恐れる心から出てきます。危険を避けようとする正しい反応ですが、実際はどうかというと、不安も心配も、まだ起きていないことを想像の世界で恐れているのです。「それはまだ起きていない」という点に注目してください。

良きチームプレーヤーたれ!職場はルールによって動いている。

会社では、上司や先輩がいろいろな形で注意や忠告をします。部下はどういう態度で聞くべきでしょうか。
素直に耳を傾けて「よく言ってくれた」と感謝する。これが正解だと私は思います。注意され反省することによって、自分が1つ進歩するきっかけが得られるからです。

期待するほど人を変える要素はない。「いくら教育してもダメ」という考え方は、その期待をも放棄してしまいます。

何をするときも「最上の仕事をしよう」と考えて事に当たること。「この程度でいいや」と妥協した仕事は、決して満足な出来ばえになりません。

常にベストを尽くしている人は、つらいとか面倒くさいといった気持ちが消え、ベストを尽くさなければ気が済まなくなります。「これでいいや」の人は進歩しません。
ただしこれは自分の姿勢について言っているので、他人に完全無欠を求める完全主義とは全く似て非なるものです。

3ヶ月先を見て仕事をする。人生はご褒美を用意して待っている。

一日前倒せばそれだけ可能な仕事が増える。


目次

ポケット版刊行にあたって
はじめに
能動的に生きる
プラス思考を習慣にする
最大限の努力とは
自分との接し方
人との接し方
仕事への取り組み
コミュニケーション上手になる
ものの考えかた
エピローグ


35歳を過ぎてしまいましたが、いつでも遅いことはないと思い頑張ります。

凡人として生きるということ

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』や『機動警察パトレイバー劇場版』などのアニメーション・実写映画監督の押井守氏の『凡人として生きるということ』です。
タイトルがとても興味深く、思わず手にとってしまいましたが、内容は社会現象から自由をテーマにした精神論、成功哲学、自己啓発と非常に充実しています。
驕れるものは久しからずで99.9%の人間は著者も含めて"凡人"であると認識することがまず第一歩。そして凡人が社会を渡っていく上で"負けない"ためにはどうしたらよいのかをあらゆる側面から提案しています。
凡人だからこそ、自分の仕事に情熱を持ち勝負を諦めないことが重要なのです。それは私自身もいつも感じていることで、凡人だから学び、繰り返し練習し、粘り強くあらねばならないのですね。
そして"凡人力"を磨いた人が本当の意味での自由を手にできるのです。かなりおススメです。ぜひ読んでみてください!


アンダーラインポイント

映画監督は、映画を語るべきではない。僕はずっとそのように考えてきた。映画監督にとっては発表した作品がすべてであり、それに解説を加えることも、講釈することも、意図を伝えることも余分なことだと考えていた。

現代の日本に限って言うなら、若さそのものには何の価値もない。と僕は断言できる。だからといって、若者は何も絶望することはない。いやむしろ、若さに値打ちなどないからこそ、人生は生きるに値するものなのだ、ということに気づけばいいのだ。

オヤジたちはそんな無駄なものに金を使わない。大量生産品を身にまとって発揮する個性など、本当の個性ではないことを知っているからだ。むしろ、オヤジは若者をだまして、経済効果を狙っている方である。

ところが若者の目には、ダサい格好をしたオヤジたちが腐って見える。「ああいうふうにはなりたくない」と思う。自分たちの個性と信じているものの正体が実は、その軽蔑するオヤジたちが巧妙に仕掛けたものだったとも気づかずに、である。

現実には人は年を取り、青春は失われる。だからこそ人は、それを惜しむ。青春はいつか記憶の中だけできらめく、過去の遠い思い出になる。そうなって初めて、人は失った若さがかけがえのないものだったと思う。つまり、若さの価値とは、記憶の中だけにある幻影のようなものでしかない。

僕が若者に言えるのは、「今の自分は何者でもないし、平凡な人間なのだ」とまず気がつくことが重要だということだ。本来の意味の可能性はむしろ、そう気づいたところから始まる。

ある人間が何かをしたいと望む。それがどのくらい自在にできるかどうかが、自由と不自由の分かれ目なのである。何もしたくない人間や社会とのつながりを放棄した人間にそもそも自由はない。他人と関わりたくない。だから他人から逃げる。これを自由とは呼べないことは、ここまで読み進んだ読者にはお分かりいただけると思う。

あなたは何も捨てていないようで、実は大きなものを捨てている。少なくとも、何も選択しないうちは、何も始まらない。何も始めないうちは、何も始まらないのだ。

映画というものは、それを撮った人間の情熱とか、やむにやまれぬ思いとか、情念とか、そういうものがないと成立しない。

それでも僕は勝負に出る。なぜか。実は、勝負を諦めた時こそが、勝負に負けるときだと知っているからだ。

勝負を続けている限りは、負けは確定しない。勝ったり負けたりしながら、人生は続いていく。

だから絶対に勝負を諦めてはいけない。ただし、常勝を狙うのは禁物だ。勝負をしなければ勝つことはできないが、必ず勝とう、絶対に失敗しないようにしようと意気込んだら、緊張感や気負いや、そんな余計なものを背負い込んで結果的に負けてしまう。

僕はとりあえず「負けない監督」にはなった。自分では、自分の人生を勝手に「不敗神話」と呼んでいる。マイ不敗神話である。「常に勝つこと」ではなく、「負けないこと」を狙うようにしているからできたことだ。

美学を貫いていれば、いつの間にか名声やお金は付随的に発生するものだ。仕事で成功すれば、結果的に富と名誉を得ることができる。しかし、初めから富と名誉を得ることだけを目的としては、道を誤る。

だが、何連敗、何十連敗してもいいではないか。何度負けても、勝負を続ける限り、いつかきっと1勝できる日はやってくる。そして、少しずつでも勝ち星を増やしていけば、最終的に人生の勝ち星表を勝ち越しで終えることはできるのである。

子育ては海外旅行や遊園地よりも本当ははるかに楽しく、面白いことなのである。しかしそれは、文明が提供する娯楽としての楽しさではない。本能を満足させてくれる楽しさなのだ。

正体を隠してネットで発言するより、もっと面白いことがこの世界にはあるはずだよ、ということだ。ハンドルネームで正体を隠したどこかの誰かでなく、ちゃんと自分自身を自分として認めてもらえる世界があるのだ。

ネットで何かしらの発言をして、それが話題になったり、人を傷つけたり、喜ばせたりしても、それは社会性を身につけたというのとは次元の違う話だ。社会性というのは、自分の名前と顔をさらして生きていこうという決意のことだからである。

映画監督に天才はいないというのが僕の持論だ。映画はひとりで作ることができない。天才は誰にも理解できないから天才なのであって、共同作業の映画の製作現場に天才監督がいても、スタッフが彼を理解できないようでは、映画は完成しない。

天才の身でない我々は、情熱を持ち続けることしか、この世を渡っていく術がないのだ。情熱さえあれば、貧乏も苦難も乗り越えられるだろう。

「格差論の根底にあるのは、人間の嫉妬である」ということだ。巷で盛んに議論されている格差への警鐘を通して透けて見えるのは、根源的でプリミティブなねたみの心なのである。そして、ねたみほど強力な感情はない。


目次

はじめに
第1章 オヤジ論-オヤジになることは愉しい
第2章 自由論-不自由は愉しい
第3章 勝敗論-「勝負」は諦めたときに負けが決まる
第4章 セックスと文明論-性欲が強い人は子育てがうまい
第5章 コミュニケーション論-引きこもってもいいじゃないか
第6章 オタク論-アキハバラが経済を動かす
第7章 格差論-いい加減に生きよう
あとがき 今こそ言葉が大切な時

凡人を楽しもう!

目からウロコのコーチング

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはHBC北海道放送のアナウンサーを経て、コミュニケーション心理学、自己表現、コーチングを学び㈱フレックスコミュニケーションを設立運営する、播磨早苗氏の『目からウロコのコーチング』です。
部下に何度同じことを言ってもできない、聞かない、いったいどうしたら!と思っている管理職の人には一読をおススメします。
上司は部下に、指示、命令ではなく、問題解決や目標達成の答えは常に「相手の中」にあると信頼して、話を聴くことに徹する、というところがコーチングのポイントです。
カウンセリングやコンサルティングは聞く側が何らかの答えを返すのに対し、コーチングはひたすら聴くことで、相手の自発的な前進を促すので、関係も温かいものとなりその行動が継続的になされる可能性を高めてくれます。
コーチングの技術を身につけた人は、ひとつ魅力が増したことになるのではないかというくらい、コミュニケーションの達人になれるはすです。


アンダーラインポイント

「コーチングとは、会話によって相手の優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、自発的に行動することを促すコミュニケーションスキル」

コーチングの「自発的に行動する」という考えかたの陰には、「ひとはみな条件が整えば、自分の力を最大限に発揮して、自己実現に向かう」という理論があります。

「才能」とはなんでしょう。潜在能力に働きかける術を知り、常に自分の中から「答」をみつけ続けようとする生き方を才能と呼ぶのではないか、と私は思います。

信じることから始めることで、上司と部下の間の空域が温まります。その結果として、一人ひとりにやる気が出て、組織そのものにも活気が生まれます。

あなたは、部下に対して指示、命令とサポートのどちらが多いですか?
コーチングによるサポートは、上司の側に「部下の成長を願う気持ち、そして部下が答えをもっていると信じる気持ち」があって初めて行うことができます。一方、指示・命令は、「私が指示を与えなければ部下は動かない」という心理が源にあります。

そこになる違いは自分だけを軸として「ものごと」を考えているか、相手を軸とするという発想をもっているかの違いです。「自分軸」はいわばエゴから生まれたもの、「相手軸」は愛から生まれたものといえるでしょう。

コーチングにおける「聴くこと」はコーチの内側の仕事です。それは、聴くことに徹するという強固な意志なしにはできません。「君の話はよくわからない」などと、自分が聴いていないことの言い訳を相手のせいにする、ということでは駄目なのです。

また、「相手の話をさえぎらない」ということはいうまでもないことです。「先回りして結論をいう」などということは「受け入れていない」サインになります。
この「受け入れました」というサインは、同意の印ではありません。サインが生むものは「安心」です。

自分に能力や可能性があると信じて話しを聴いてくれている相手に、ひとは信頼を寄せます。つまり、ひととの信頼関係は、あなたが「聴くこと」でつくられていくのです。「ふるい」を通した聞き方をしていると信頼感はいつまでも生まれません。


目次

1  コーチングとは何か<注目される背景>
2  部下を伸ばすコーチング
3  聴くことと受け入れること
4  承認<褒めることと叱ること>
5  Iメッセージの力
6  聴くことと信じる能力
7  コミュニケーションから生まれるエネルギー
8  ペーシングはコミュニケーションの入り口
9  コーチングを妨げているもの
10 目標達成のビジュアライズ
11 質問をクリエイトする
12 コーチングにおけるアドバイス
13 エネルギーロスを自覚する
14 コーチングのストラクチャー(構造)
15 相手を人生の主人公にする
おわりに
参考・引用文献

コーチングの資格を取りに行くことにしました。