結納

キレイ学のススメ ~ビューティー25~

ビューティー25|西村有紀子 キレイ学のススメ

思いが人生をつくる

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは英国の哲学者ジェームズ・アレンの『AsaManThinketh』と妻リリー・L・アレン『OurMentalchildren』からの抜粋とオーディオブックがセットになった『思いが人生をつくる』井ノ原卓一氏訳です。以前に紹介をしたジェームズ・アレンの『原因と結果の法則』とほぼ同じ内容ではありますが、よりわかりやすく、簡潔にまとめられていて、ジェームズ・アレン哲学の入門書としておススメの1冊です。また、オーディオブックが付いていますので、繰り返し、何かをしながらでもアレンの世界に浸ることができ、落ち込んだ時に必ずや救いの手助けをしてくれるはずです。
あなたが心の中で賞賛するビジョン、
たたえる理想こそが
あなたの人生をつくり
あなたはそのとおりの自分になるのです。
という1節はジェームズ・アレンの真髄を表していますが、最近ブームの「引き寄せ系」の考え方とも、ある意味重なる部分でもあります。
世界中の成功者によって広められ、100年以上もの間読まれ続けている稀有な自己啓発書です。まだ読んでいない人には、ぜひおススメします!

アンダーラインポイント

「自分がやらなければいけない事柄のみが、私にとっての関心ごとであり、他人が何を考えているかは重要ではありません」

「素直に、正しく人生を生きているだろうか?」
「自分が人にしてもらいたいように、自分も他人にしているだろうか?」
「自分の仕事を誠心誠意、行っているだろうか?」
「お金を有効に、無駄遣いせずに使っているだろうか?」
これらの質問に対して、明確にイエスとこたえることができるなら、未来に関して何も恐れる必要はないことを保証します。

私が思うに、かなり多くの人が、仕事が終わった夜には、ぐったりとベッドに就くはずです。疲れた人のみが、休息の心地よさを知ることができるのです。疲れた人のみが疲れを癒す睡眠のすばらしさを知ることができるのです。働く人は最も幸せで、最も健康的で長生きします。

「知的プライド」を克服する良い方法は、「私たちは無知である」と知ることです。膨大な量の知識、無限の世界、そして私たちが想像もつかないような概念のことを考えるのです!

あなた以外には、あなた自身を傷つけることのできる人はいません。あなた以外には、あなたの名声を奪う人はいません。あなたの言動以外には、あなたの評判を傷つける存在はありません。

まわりの人たちに秘められた美を探したことがありますか?
もしなければ、今すぐ始めるのです。どんなに堕落していても、どんなに醜くても、
どんなに落ち込んでいても、必ず何か美しいもの、そして生まれてきた意味を示す何かが存在するのです。

気高い、神様のような人格は、恩恵でも偶然でもありません。それは、正しい思考の継続的実践、神聖な思考を長期間育んだ自然の結果なのです。

優しさと許しという思考は、穏やかさという習慣になり不安のない環境を生みます。愛ある利他の思考は、確実で永続的な繁栄と、真の富を生みます。

もし自分の身体を完璧にしたければ、心に気を配りなさい。もし身体をリフレッシュしたければ、心をきれいにしなさい。恨み、ねたみ、落胆という思考は、身体の健康と恵みを奪います。冷淡な顔つきは、偶然には訪れません。冷淡な思考から生まれるのです。顔を台なしにするしわは、愚かさ、プライド、欲望によって生まれるのです。

目的の欠如や弱さを克服し、目的を持って考え始めることは、挫折は単に成功への通過点と受け取る人々の中身入りをすることです。このような人々は、環境を支配し、力強く考え、恐れなく行動し、多大な功績を残す人なのです。

あなたが心の中で賞賛するビジョン、
たたえる理想こそが
あなたの人生をつくり
あなたはそのとおりの自分になるのです。

すべての人間の営みのなかに、努力、そして結果があります。努力の大きさが、結果にそのまま反映されます。そこに偶然はありません。物質的、知的な達成、そして崇高な魂は、努力の果実です。

心の静けさは、智慧という美しい宝石です。それは、辛抱強く長期間にわたって努力した自己管理の結果です。静けさの存在は、成熟経験、そして思考の働きや法則を深く理解している証拠です。

目次

訳者まえがき
思いはあなたが生み出した子供
はじめに
思いはあなたの子供
恐怖
プライド
疑い
誠実
希望

シンプルな法則
人は、思ったとおりの人間になる
思考と人格
思考と環境
思考と健康
思考と目的
思考と物事の達成
ビジョンと理想
静けさ
素顔のアレン夫妻-訳者解説
付録オーディオブック『人は、思ったとおりの人間になる』

何度読んでも勇気が湧いてくるのが、アレンマジックです。

人生を変える美しい勝ち方

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは麻雀裏プロの世界で頭角を現し、20年間「代打」として一度も負けなしという超絶的な強さを誇った「雀鬼」桜井章一氏の『人生を変える美しい勝ち方』です。
数々の勝負のなかで、勝っても後味の悪いもの、負けても清清しいものが存在します。ビジネスの世界でも勝負の連続といえますが、美しい勝ち方とは?を勝負師の視点で書ききった爽快な読後感の1冊です。本書の中で「品格ある勝負に敗者はいない」と言っています。無敗の雀鬼が明かすホンモノの勝負の定義は、人としての美学を学ぶにふさわしい内容です。男性的なイメージの表紙ですが、ぜひ女性のみなさんにも手に取っていただきたいです。いい男を選ぶ審美眼も養われるはずです。


アンダーラインポイント

勝負に勝って夢を叶えようとか、希望が強ければ、自然と勝負の中にそれが出てきます。しかし期待欲が強い勝負はすでに、その時点で勝負としての純粋さをなくしています。
強い相手とのきびしい勝負においては、よけいな期待を多く持っているほうが負けます。

スポーツ選手が試合前のインタビューで「今まで練習でやった通りに出来れば勝てると思います」といったことをよく言いますが、相手も同じように練習してそう思っているわけで、当然その通りなどならないのです。練習している時に上手く出来ているもので、本番で使えないものはいくらでもあるのです。

自信も変化するものです。今日の自信は明日の自信を保障しません。たえず変化する己を等身大でとらえること。それが自信となり、そこから強さが生まれてくるのです。

いかなる勝負もよくないもの、汚いものが多いほど品格が下がります。品とは、その人が何を選び、何を捨てるかで決まってしまうものなのです。

不利な状況でもそこをしのいで勝つ。けれども、それは普段から不利な時も逃げないで対処するという生活態度を持っていないと、いざという時に対応できません。私は、あえて不利なところから手立てを見つけて勝つという勝負を好んでやってきたところがあり、それが勝負所の力を磨いてくれたのだと思います。

耐えるというと、背を丸くして暴風が過ぎ去るのをじっと待っているようなイメージがあります。しかし、耐えることが面白いと思えば、「受身の忍耐」は「攻めの忍耐」に変わります。背水の陣の時は、もう後に退きようがないから前にでるしかないんだという攻めの気持ちにならないと活路は見出せないのです。

練習していい結果が出れば、どんな人でも嬉しくなり、楽しい気分になります。ということは前もって練習の時から楽しい気持ちを入れてやれば、いい結果が出やすくなるということです。

相手の感覚を持つことを私は他覚といっていますが、勝負の時は自分というものを固定しないでいかにこの他覚を持つかが大きなポイントになります。

勝負する前に「これは勝つな」「片手でも勝てるな」と思えば、その段階で一つ負けています。勝負における戦いでなく、勝負そのものに対する負けです。そんな勝負をいつも繰り返していると、その人はいずれ本当に負けだすようになります。

楽なほうに行く人は必ずダメになります。いろいろな困難、リスクといったものに挑戦したり、しのいだり、頑張っていると、それは必ず「お守り」になってくれます。

ホンモノの強さとは人から分捕らなくても、自分で何かを作れることです。いくらでも作れて溢れ出るから人にも与えられる、これが真の優しさだと思います。


目次

まえがき
第一章 美しく勝負に勝つ
第二章 きびしい勝負に勝つ
第三章 ホンモノの勝負に選ばれる
あとがき

最近、卑怯者は相手にしないことにしています。

3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは世界76カ国を飛び回り、数々の難航案件や数十億円単位の商談を取りまとめてきた交渉のプロフェッショナル、マーク富岡氏の『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』です。発売4日で重版が決定し、Amazon.comでも売り上げ総合1位を獲得した実力ある1冊です。
ビジネスのシーンだけではなく、私たちの日々の生活は小さな交渉の積み重ねです。交渉力を身につける=コミュニケーション力アップになります。著者のエピローグにある「交渉というのは長きにわたり、すばらしい人間関係をつくるための1つの過程である」という一文は、著者の人柄を感じさせてくれます。
周りの人々をリスペクトしながら人脈を広げる術を教えてくれます。ぜひ読んでみてください。


アンダーラインポイント

交渉とは、自分を売ることであると同時に、相手を知ることでもある。

交渉といえども戦争ではないのだから、相手に好印象をもたれることで、その後のやりとりがスムーズに行くことも十分にあり得る。とくに、厳しい契約をまとめたいときは、まず相手に好かれるというのが絶対的な第一条件となる。

そこで彼らは。稼ぐ知恵とともに「稼いでも恨まれない知恵」を歴史の中で身につけ出した-それこそ交渉力である。

交渉をどのように進めるかによって、座る位置まで考えて決めるのが、ユダヤ人ネゴシエーターの知恵なのである。

大勢のミーティングならなおさら、ナビゲーター役を買って出るといい。場の雰囲気を自分が操るチャンスなのだ。

教室で生徒が先生の言うことを聞くのは、生徒は座り、先生は立っているからだ。教壇というのは、すべての生徒を見渡すためだけに高くなっているのではない。教師の支配力を増す効果も考慮して一段高くなっている。

日本の場合、会議の開始時間に一分遅れても目くじらを立てる人が多いが、終わりがダラダラと長引いても、なんら気にとめないケースも多い。

マイヤー氏は「自分の意見」と「事実」とを、完全に切り離して説明していた。
「空腹を満たす」ためではなく「相手を知る」ためのランチタイム

そのためにはいちいち相手に確認するくらいはっきり、事実と意見とを分ける必要がある。お互い誤解が生じないというメリットだけでなく、トリックを使わない誠実な相手だという信頼が生まれ、「仕事ができる」と一目置かれる効果もある。

いくら追い詰められても即答せず、「確認してあとで答える」と伝えていったん交渉を打ち切ることは、困ったときほど役に立つ。

これは交渉にかぎらない。会社で上司に何か聞かれて準備不足というときも、即答しない勇気をもとう。

交渉では、あとからサインするほど有利とされる。拒否権が残されるためだ。

交渉に勝つには、つねに有利な場所を選べということだ。ホームとアウェイを選択できる状況であれば、ホームにするに越したことはない。

身なりは玄関、カバンはオフィスと心得よ。

世界を相手にWIN-WIN交渉をするためには、相手が感情的になってきたら、落ち着かせる技術をみにつけておいたほうがいい。
いちばんの方法は、言葉に出す前に踏みとどまって考えてみること。

私の場合、「自分が感情的になっている」と感じたら、とにかく黙る。うかつなことを口走らないためだ。


目次

プロローグ
Chapter1 ユダヤ人に学べ!どんな相手も「手玉にとる」技術
Chapter2 どんな国でもOK!海外でたたきこまれた「負けない」技術
Chapter3 交渉のゴールを決める!手ごわい相手にも「YES」と言わせる技術
Chapter4 交渉のあともビジネスは続く!相手も自分も満足する「WIN-WIN」の技術
エピローグ

本には書いていませんでしたが、マークさんはとてもマメな人です。そのマメさも武器だと思います。

営業ほめ言葉の達人

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは世界最大手の幼児英語教材販売会社に入社し、独自のノウハウで営業組織の業績を1億円から20億円に拡大させた実績のスーパーセールスウーマン、吉野真由美氏の『営業ほめ言葉の達人』です。
ほめることでお客様のニーズを喚起し、ほめることで信頼を得、ほめることで否定的考えを払拭させ、ほめることで契約させる、まさに“ほめセールス”の極意が書かれた1冊です。
当然、ほめられて購入したお客様はキャンセルをしませんし、その後の人間関係もプラスの創造性を持つものとなるはずです。
具体的なシーンに合わせての“ほめ話法”がまとめられていて、すぐにそのまま目の前の人に言ってみたくなるほど実践的な内容です。
実際にほめ言葉を言ってみると、言った自分自身が幸せな気持ちになれるのにも驚きです。プラススパイラルを起こして毎日をHappyに過ごしたい人におススメです。


アンダーラインポイント

本心からお客様を認め、ほめ、ふところに入ること。
そして、相手の求めているものに焦点をあてて、その夢の実現に対して、自社商品がどんなふうにお役に立てるのか、買ったらどんないいことが起こるのか、心の底から語っているうちに、お客様の中から、欲しい気持ちがわいてきて、最後には、向こうから、「どうしたらこれ買えるんですか?」なんて、言葉も出てくるものでした。

人は自分が大切にしているものの価値を認め、自分が大切にしているものを話題にし、その価値を認めてくれた人のことを好きになります。

間違った営業は、「お金のある人が買い、お金のない人は買わない」と考えます。
世の中にはお金があるのに買わない人も大勢います。また、お金がなくても、なんとかお金を工面して買う方も多数いらっしゃるのです。
また、「必要があったら買う、必要がなければ買わない」この考え方も間違っています。なぜなら、この世に本当に必要な物など、そうそうないからです。人は、必要だから買っているのではないのです。では、どういうときに買うのでしょうか。答えはたった1つ、「欲しいときに買う」のです。ですから、私たち営業の立場からすると、「お客様をいかに欲しがらせるか」ということが最大のテーマなのです。

この商品を買ったら、どんなすばらしい未来が待っているのか。どんな楽しい生活が繰り広げられるのか、ということを、言葉をつくしてお客様にお話ししてきました。つまり、想像上の「よりよい未来の状態」をほめたのです。

期待の法則とは、人に対して徹底的に期待する、必ずできるんだということを信じて、それを言葉にする。相手に対して、「あなたはできるよ」「あなたは必ずできるから、がんばってね」「私はあなたができると信じているよ」と、そんなふうに心から期待をかけ、それを言葉にすると、相手は期待を裏切りたくないという気持ちになって、期待に答えようとがんばる、よって成果を出すことができるという法則でした。

否定的な発言に対してもほめ言葉で受けると、相手の態度を変える効果があります。たとえば「本当にそんな効果あるのぉ?」などという否定的な質問に対して、「すばらしいご指摘をいただきました」というふうに受けるのが効果的です。「今から私もちょうどそれについて、ご説明しなければと思っていたところなんです」と続けて、相手の指摘をほめ、受け止めたうえで持論を展開するのです。

さらに、かなりずれた発言をするお客様には「半分、正解です」というふうに、ほめて認めてもよいでしょう。

決断するのに充分なだけの情報があれば、お客様は買う。でも、決断をするのに充分なだけの情報もないのに、お客様は買うことはない、ということです。

「考えさせてください」と言っているお客様に対してやるべきことは、「また電話します」と言って帰ることではなく、このように言って情報提供することです。「わかりました。ぜひ検討してくださいね。では、検討しやすいように、もうすこし情報提供させていただきます」ここからお客様の疑問や迷いや不安を取り除くための情報提供ができるかどうかが勝負なんです。

人は貼られたラベルどおりに育っていくものです。つまり、良い期待のラベルを貼ることによって人を伸ばすというのが、この手法の特徴なのです。


目次

まえがき
第一部 年収を200%UPする!魔法の「営業ほめ言葉」
1 言葉の力でトップセールスに
2 言葉の力でトップマネージャーに
3 同じ外見、同じ頭脳、でも言葉が違えば結果はこんなに違う
4 何のためにほめるか
5 何をほめるのか
6 どうやってほめるのか-ほめ言葉の方程式
7 伝え方にワザがある
8 ほめるところがない人をほめられるかが「ほめ」力
9 当たり障りのない、あいまいな言葉を使え
10 男と女のほめ言葉のちがい
第二部 実践ほめ言葉編
第1章 オールラウンドほめ言葉
第2章 見た目・外見をほめる
第3章 人柄・社風・雰囲気をほめる
第4章 社員・家族・付属物をほめる
第5章 能力・仕事をほめる
第6章 考え方・意欲をほめる
参考文献
「営業ほめ言葉」索引

ほめられる側も“ほめ”を受け取る技術がいるのですよね。素直に喜びたいです。

「できる人」のスピード人脈術

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは、ビジネス、人間関係、恋愛、と幅広いジャンルで700百冊以上の本を出版している、作家中谷彰宏氏の『「できる人の」スピード人脈術』です。本を読むのが苦手という人にもビジュアルで理解でき、部下などに薦めるにも最適な図解版です。
人脈のあるひと、ない人の差は、出会いの多さではなく「ありがとう」の数であるという考え方には納得です。私の周りでも、多くの人から応援されている人は“感謝の気持ち”が常に溢れているし、メリット、デメリットで動いていない人です。
「情けは人のためならず」お互い様の気持ちで、相手を助け、理解できる人が、結局は本当の意味での“生きた人脈”を持っているということになるのでしょう。
新人営業マン、営業部所にいないけど、社会性をさらに養いたいと思っているOLの皆さんにぜひおススメの1冊です。気軽に読めます。


アンダーラインポイント

どんなに忙しくても「ありがとう」のひと言が人脈をつくっていくのです。

でも、考えてください。「ありがとう」よりもっと大事な用事が今の自分にあるだろうか。
私自身も「忙しいな」とつい思いますが、「ありがとう」を書けないぐらい忙しくなったら人間おしまいだなと思っています。

人脈をつくることは、自分をつくることでもあります。いかに人脈をつくるかということは、時間をつくることにもつながっています。
人生で大事なことは、自分の好きなことをやって、友人がいることです。この2つは、決して別のことではありません。

「見抜く」という考えは、「外側より内側が悪い」というスタンスです。「観察」するのは、外側よりも内側は必ずすばらしいという前提です。
人間を見るときに、外側だけで判断してはいけません。
人間の内側を見ることができるようになると、人との付き合い方が変わってきます。

“メリット”と“プラス”という二つの視点は、根本的に違います。
自分の地位やお金や名誉に“メリット”があるかどうかではなくて、自分の心の成長にどれだけの“プラス”があるかと考えることが大切なのです。

理解してもらうためには、まず自分から心を開くことです。心を開いて、相手を理解することです。
理解する人は、必ず理解されます。
理解してくれたら理解してやるというのではダメです。

人脈を広げるコツは、“理不尽”を学ぶことです。矛盾を受け入れることです。

理屈を超えているものは、あなたの今までの経験と知識では理解できません。
でも、理解できないからといってそれを拒否してしまったら、その人はそれ以上伸びていきません。


目次

PART1 人脈作りは、自分作り。
PART2 理解する人は、理解される。
PART3 さわやかな関係をつくる。
PART4 行動が、友達をつくる。
PART5 1回の出会いを大事にする。

「ありがとう」の言い忘れがないか、夜寝る前に点検します。

私塾のすすめ

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは『声に出して読みたい日本語』で有名な明治大学文学部教授齋藤孝氏と『ウェブ進化論』がベストセラーとなったミューズ・アソシエイツ社長梅田望夫の対談をまとめた『私塾のすすめ』です。これは受験世代に予備校に行きなさいとか、私立の学校に行きなさいということではありません。
私淑傾倒する人物を持つことで自己内対話をしながら、成長していくことが、このIT時代にあった学び方であり、スタイルであるという意味での『私塾のすすめ』です。
齋藤氏の教育の立場、梅田氏のIT業界の立場から「ブログ空間」を時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づけ、レールのないサバイバル時代に自分の志向性に合った学びの場を見つける術を語っています。学ぶ意欲と志を持った若者たちが集う私塾なるものが、ネット上で展開されているという発想は新鮮であり、納得です。


アンダーラインポイント

「私淑する」という学び方が私は好きです。直接会ったことはなくとも、師として仰ぎ、学ぶ。そんな素直な学ぶ心の構えが「私淑する」関係にはあります。

学ぶための条件が飛躍的に改善された今、学ぶモチベーションの強弱によって、学習の格差は拡がってしまう。だからこそ、今、「私塾」というコンセプトを強調する意味がある。そう思っています。私淑ならば今すぐできる。私塾的空間もどこでも現出できる。

「直感を信じよう」といつも言っています。自分がいいなと思ったことに自信をもったほうがいいと。自信をもつと、そこに行動が生まれる。行動すれば情報が新しく生まれる。

リーダーとは、役職以上に、「ポジティブな空気をつくることのできるひと」だと言えますね。リーダー的存在がそのポジティブな空気を体現していると、入ってくる人はみんな、その空気にそまる。

そもそものきっかけ、モチベーションがない人がどうしたらいいかというご質問ですね。端的に言うと、「あこがれ」と「習熟」が二本柱だと僕は思っています。「あこがれ」というのは、これがすばらしいんだとあおられて、その気になってやってみるということ。もうひとつ「習熟」というのは、「練習したらできた」という限定的な成功体験があると、「できるって面白い」と思える。それに何の意味があるかということは関係なしに、限定的な成功体験によってモチベーションが上がる。「あこがれ」か「習熟=限定的成功体験」のどちらかだと思うんですよ。

若い人の話を聞くと、配属された部署とか、配属された先の上司が気に入らない、ということがよくあります。当然そういうことは起こるのですが、ここで辞めるというのは短絡的にすぎる。会社というのは融通無碍で、能動的に動くと、いろんなことが通る。それなのに、能動的・積極的に会社に働きかける人というのがどうしてこんなに少ないのだろう、といつも思います。

人間が人間を理解するとか、ある人が何かをしたいと思ったときに、相手がきちんと受け止めてくれるということのほうが、めったにおこることでない。そういう事実を、ベースにおかなきゃいけないと僕は思います。

提案と自分の全人格は、まったく別ものですよね。提案はいくらでもできるものだし。それでだめなら、これでどう、とか。提案は自分の全人格とは別なのに、提案の否定を人格の否定というように受け取ってしまう。逆に言えば、他人に全人格を肯定してもらってどうする、そこまで贅沢になっちゃいけないんじゃないの、と思います。

大事なのは、「負けるということをおそれない」こと。競馬の武豊騎手が言っていましたが、彼は三千勝しているけれど、一万何回か負けている。競馬というのは負けるものなんです。

「自己内対話」とは、自分でいつも自分と対話しているということではなくて、自分のなかの他者と対話するということです。自分のなかにどれだけ他者を住まわせているかがポイントになります。読書というのは、自分のなかに、自分の味方となる他者を住まわせることだと思います。大量に対話した相手というのは、自分のなかに、住み込むんですよ。


目次

はじめに
第一章 志向性の共同体
第二章 「あこがれ」と「習熟」
第三章 「ノー」と言われたくない日本人
第四章 幸福の条件
おわりに

確かに私が私淑している著者の考え方から自分のなかで答えをもらっています。いざ、その著者に相談をしようと思っても、その前に答えがわかってしまうのです。

人間というもの

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは『竜馬がゆく』で有名な司馬遼太郎氏の『人間というもの』です。人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問い続けた国民作家司馬遼太郎の数ある名作の中から珠玉の言葉をよりすぐったアフォリズム集です。人生の大事とは、男子の本懐とはなど人間へ温かいまなざしを向けながら、作品の中で司馬イズムとして語っている箇所を抜粋しています。
 この1冊で司馬遼太郎氏の追い続けていたテーマに対しての回答を読み取れるといっても良いでしょう。著者の長編作品に挑むにはちょっと…という人にもおススメです。武士の美意識として語られている箇所は、そのまま著者の美意識に違いなく、失われつつある日本の古きよき“潔さ”ともいえる心意気には共感できます。司馬遼太郎氏の世界を覘いてみたい人、司馬遼太郎氏の作品は読みつくしたけど、司馬イズムをまとめて読みたい人など、入門者からマニアまで違う楽しみ方ができる1冊です。


アンダーラインポイント

「人間、思いあがらずになにができましょうか。美人はわが身が美しいと思いあがっておればこそ、より美しくみえ、また美しさを増すものでござりまする。才ある者は思いあがってこそ、十の力を十二にも発揮することができ、膂力ある者はわが力勝れりと思えばこそ、腹の底から力がわきあがってくるものでござります。難妙法蓮華経の妙味はそこにあると申せましょう」『国盗り物語』

「女がその美貌をまもるように、男はその精神の格調をまもらねばならない」と、奥州に居たころ、例の弧雲居士がおしえてくれたことがある。
剣を学ぶのもその格調を高めるためであり書を読むのもその格調を高めるためである。と、弧雲居士がいった。
「男はそれのみが大事だ」と弧雲はいった。『北斗の人』

「生死などは取りたてて考えるほどのものではない。何をするかということだけだと思っている。世に生を得るは事を成すにあり、と自分は考えている」
「事とは何ですか」
「しごとのことさ。仕事といっても、あれだな、先人の真似ごとはくだらぬと思っているな。釈迦や孔子も、人真似でない生きかたをしたから、あれはあれでえらいのだろう」『竜馬が行く 六』

「人には得手と不得手がある。英雄にも愚者にもそれがある。それを見ぬいて人の得手を用いるがよい。また人にはかならずやいやなところがある。たとえば残忍、欲深というのはひとのいやがるところであるが、そういう人物ですら長所があり、それを親切にみてやらねばならない」『世に棲む日日 一』

仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はたれでも出来る。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない」『竜馬がゆく 八』

「別あつらえの人間など、どこの世にいる。ただの人間だから、おたがい自分をもてあまして苦労している」『峠 上』

「一人の才能が土を割って芽を出し、世に出てゆくには、多数の蔭の後援者が要るものなのだ。ところが才能とは光のようなものだな。ぼっと光っているのが目あきの目にはみえるのだ。見えた以上何とかしてやらなくちゃ、という気持ちがまわりにおこって、手のある者は手を貸し、金のある者は金を出して、その才能を世の中へ押し出してゆく」『北斗の人』

うそは、誠実につかねばならない。だまそうとする場合、誠心誠意だまさねば-必要なら相手と心中するほどの覚悟でだまさねばだませるものではないことも、信長は知っていた。『夏草の賦 上』


目次

人間とは何か
組織から社会へ
夢と生きがい
日本と日本人
等身大の英雄たち
男と女
余白に 谷沢永一

人に勝ちを譲る美意識は、真の勝者たらしめる素養なのですね。奥が深い…。

マーフィー「ツイてる女」練習帳

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは精神法則に関する世界最高の講演者の一人で神学、方角、哲学、薬理学、科学の学位を持つジョセフ・マーフィー氏の成功哲学を今最も注目のイラストレーター小向裕美子氏がアレンジした1冊。
ユーモアたっぷりな4コマ漫画がわかりやすく、マーフィー氏の成功哲学が、若い女性の身近な問題解決の糸口としてブレークダウンされています。
幸せになるには?金運をアップするには?恋愛で成功するには?などの問いにちょっとした“秘密の法則”を使ってどんどん自分に「いいこと」を起こす答えが書かれています。
自分改造の秘訣は。喜びを先取りすることだそうです。つねに喜びを感じている毎日は、つまり幸せな毎日を送っていることに他なりませんね。
愛されてお金持ちになり、とびきり幸せな人生を歩みたい女性はぜひ読んでみてください。なぜかいいことばかりが起こる人に生まれ変わる方法がここに!


アンダーラインポイント

人は自分が強いと考えているだけ強く、自分が価値があると考えているだけ価値があるのです。

眠る前に楽しい想像をするクセをつけなさい。そうすればあなたの人生は確実によいほうへ変化しはじめます。

感謝のタネをたくさん見つけられる人は、宇宙から“無限の富”をプレゼントされます。
潜在意識は心の状態をそのまま現実として再現しますから、あなたがいろいろなことに感謝すればするほど、現実も豊かになっていきます。

起こったことすべてを「よいこと」として受け入れなさい。それが成功への第一歩です。
ピンチを乗り越えるために大切なのは、「起こったことにさからわない」ということです。

小さな成功体験から“成功回路”が生まれる。
どんなにささやかなことでもいいから、成功することが肝心です。1回の成功は何百回の失敗をぬぐい去るのです。

あなたは、何が欲しいのか、どうなりたいのかという質問に即座に答えられますか。具体的に答えられる人なら、その願いはもう半分以上叶っています。

いますぐ、できるかぎり満たされた生活をはじめなさい。そうすれば、あなたが望むものは必ず手に入ります。

お金に恵まれたいなら、「お金が好きだ。お金は大切でステキなものだ」とお金をほめる習慣をつけましょう。

笑顔で使ったお金は、笑顔とともに返ってくる。
惜しみなく、喜んで豊かな気持ちで与えなさい。与えたものは何倍、何十倍になってあなたのところに戻ってきます。

いま裕福でなくても、あたかも裕福であるかのごとくふるまいなさない。それはやがて現実になります。

もっと豊かな暮らしを望むなら。嫉妬する代わりに相手の豊かさを祝福し、祈ることです。その祈りには、もちろん自分自身のこともつけ加えていいのです。「あなたの豊かさがいつまでも続きますように。そして、私にも豊かな未来がやってきますように」というふうに。つい嫉妬してしまうという人もこの方法なら祝福の気持ちを持てるでしょう。

“魔がさす”きっかけをつくっているのはあなた!
自分のパートナーが浮気するかもしれないと思っていたり、つねに不安を持っていたりすると、現実のものとなってしまいます。

自分改造の秘訣は、喜びを先取りすること。
あなたが難問を抱えているなら、まずこの問題が解決したらどんなに嬉しいか想像してご覧なさい。


目次

プロローグ
Chapter1 ツキまくりの人生になる法則
         面白いほど強運に愛される体質になる!
Chapter2 雪崩のように富が流れ込んでくるお金と幸せの法則
         あなたが欲しいだけのお金はすべて手に入る!
Chapter3 ベストパートナーになるための秘密の法則
         恋愛力、結婚力が怖いほどつきます!
Chapter4 仕事でも成功する黄金の法則
         「私は仕事ができる人」と信じるから運が拓ける!
Chapter5 「眠っていた私の美貌よ起きろ!」の法則
         あなたの「キレイ」も「健康」も潜在意識で思いのままに!

どんな結果を想像しようと、自分の自由だなんて、ワクワクしますね。

ラブ・スマート

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメはアメリカでNO.1の心理学者フィル・マグロー氏の『ラブ・スマート』です。「自分を変えることで誰もがポジティブな人生を手に入れることができる」を信条に、カウンセリングとメディアを通じて100万人以上の人々に影響をあたえつづけています。
アメリカでも日本でも基本的な男女の悩みは同じようです。大切にされたい女性と、褒め称えられたい男性。安心したい女性とスリルが好きな男性。全く違う思考と性質を持った男性を「運命の人」として見定め、ともに幸せになるには?全米で視聴率No.1の心理トーク番組を持つ著者の心理学に基づく恋愛テクニックが余すことなく披露されています。考え方の部分のみアンダーラインで引き出しましたので、具体的なテクニックは本書を読んでみてください。


アンダーラインポイント

自分は誰が見てもステキな女性だと信じていなければ、いい恋はできないし、誰にも自分を「売り込む」ことはできない。

よく「仕事と私、どっちが大事?」と彼氏に詰め寄る女性がいます。正直なところ、男性のほとんどは、無意識下で「仕事」と思っています。それだけ男性にとって「社会生活」が大切なのです。「男が仕事に集中しているときは、他のことが見えないのは生き物としての宿命である」と理解すれば、イライラも減るでしょう。

もしも、相手を取っ替え引っ替えするデートに燃え尽き、何度も新しい恋愛を始めるのに疲れてしまった男性がいたら、彼こそ身を落ちつける相手の最有力候補だ。
男は永遠の遊び人ではない。いつか、落ちつくときがくる。

男性はデートのときに「裏方さん」となって、女性を楽しませたいと思っています。だからこそ「あなたがちゃんと照明を当ててくれるからこそ、わたしが輝けるの」という女性からの「男の存在価値を認める気持ち」がとても重要なのです。

男性はかんたんに手に入らない女性のほうに、より大きな興味を示すのだ。

彼が一瞬、ほんの少しでも離れていったり、しばらくの間仕事に熱中したり、しまいには、単にベッドの中で自分と反対側に寝返りを打っただけでも「やっぱり!彼は私を愛してないんだわ。これは破局への第一歩なのよ!」と考えてしまう人がいる。
本当のところ、彼は彼の人生を生きていくために、ただ少しの間、注意力を向ける対象を仕事に-あるいは睡眠に-切り替えただけなのである。
要はタイミングがすべてなのだから、仮にあなたが彼にとって「最優先」でないときがあっても、騒がないようにしよう。

あなたのことを、ひと山いくらの安い人間だと思わせてはいけない。誰もが認める「極上」の女性だと、徹底してわからせよう。

男性は苦労して手に入れた恋愛でなければ評価しない。
彼が1日、1週間、あるいは1ヶ月間あなたから離れていたとしても、絶対に彼はここに戻ってくるはずだと信じることが大切だ。

すべてにおいて男性が思い通りになると思ってはいけない。
彼にも変えられる部分はあるが、相手はあなたとは別の人間だ。
もしも「自分と同じように行動し、いつも共感できるような男性、いないかなあ」などと思っているのなら、一生そんな男性は現れない。

もし「絶対に」パートナーが必要よ、と自分に言い聞かせているのなら、あなたからは「恐怖」と「弱さ」と「必死さ」の匂いが放たれる。


目次

訳者のことば
1章 恋愛心理学者が教える「男心」に秘密
2章 あなたにとっての「理想の彼」とは
3章 「自分に合った恋」ができていますか
4章 恋がうまくいく女性、いかない女性が考えていること
5章 幸せを呼ぶ“恋愛体質”の作り方
6章 運命の彼と幸せな関係を築く方法
7章 その彼は本当に「未来のパートナー」か
8章 幸せな結婚の隠れた“決め手”とは
最後に・・これから出会うのはあなたの運命の恋になる
訳者あとがき

傷つくならばそれは「愛」ではない

こんにちは西村有紀子です。今日のおススメは心理学者であり、セラピストでもあるチャック・スペザーノ博士の『傷つくならばそれは「愛」ではない』です。治療学的にも効果が高いとされている「ヴィジョン心理学」を確立したことでも有名な著者が、366日のカレンダーに沿って「人間関係」についての秘訣を語ってくれます。
1日目から順番に読むのも良いですが、何か困ったことがあったとき、そっと本に訊ねながらページを開くという方法で読むのも効果的です。
人間関係において本当の意味での愛を理解したいと思う人にはぜひ読んでみてほしい1冊です。繰り返しエゴを手放し、与えること、今に生きることを説いています。これだけ繰り返されれば、最後まで読んだときにはすっかりそのマインドが定着していそうです。


アンダーラインポイント

愛のない行為とは、じつは愛を求める叫びなのです。あなたが攻撃されていると感じたときこそ、あなたの愛が求められているのです。あなたが自分を守ろうとせずに、すすんでそれにこたえ、攻撃してくる人に愛をもって近づいたとき、その人はあなたの味方になります。

パートナーはあなたの望みをかなえてくれるために存在している、と思っているのなら、すすんで自分の態度を変えましょう。そうした態度を手放せば、別の選択をすることができるはずです。パートナーはあなたと一緒に何かを創造するために存在している、という選択です。

傷つけられたとか拒絶されたと思ったら、自分自身に聞いてみましょう。「私はどんなふうに、あの人にしてあげるふりをしながら、じつは何かをもらおうとしていたのだろうか。」と。

パートナーにもたれかかりたい気分のときにいちばんこわいのは、自分が必要としているその人への執着を手放すことです。しかし、じつはこれこそ関係がうまくいく秘訣なのです。執着を手放した時、あなたの魅力が増し、二人の関係はひとつ上のレベルにあがります。

「与える」ことは、私たちを人生で最高の気分にさせてくれます。それは「犠牲」とはまったく異なります。だれかのために犠牲になっているときは、何も受けとれません。

あなたが与えようとするとき、はじめて自分のなかにずっと前から贈り物(才能)をもっていたことに気づくことでしょう。その贈り物をだれかに与えるたびに、あなたもそれを感じます。そして、相手に贈ったものや気持ちと、まったく同じものを受けとります。そのときあなたは、自分自身のスピリットの偉大さを与え、経験し、受けとっているのです。

自分自身への愛をまったく感じていなければ、たとえ家族や友人たちが十分に愛してくれていても、その愛を体験できないのです。あなたが自分自身の存在を認めないかぎり、ほかのだれかがあなたを認めることはありません。

心が傷つくのは、パートナーはかくあるべきだという期待や、あなたの「ルール」を手放していないからです。期待を手放したとき、心に柔軟さが生まれます。

「いま、この瞬間」にいれば、怖れを感じることはない。
未来に生きようとするのは、未来が過去のようになるのではないか、と思っているからです。ところが、本当は「いま現在」に「未来」を生きるのは不可能なことです。それをしようとすると、現在に緊張と怖れが生まれます。


目次

なし

心が風邪をひいたとき、開いたページに答えがあります。