結納

ダイヤモンドの原産地
紛争ダイヤモンドとは?

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ダイヤモンドの原産地も確認。紛争ダイヤモンド?

「紛争ダイヤモンド」を聞いたことはありますか。
知らない人も多いのではないでしょうか。紛争ダイヤモンドとは、紛争地域で産出されたダイヤモンドのこと。ダイヤモンド業界だけでなく、最近世界的な問題として注目されています。それでは、なぜ紛争ダイヤモンドが問題になるのでしょうか。

それは紛争ダイヤモンドの利益が反政府軍の資金源となってしまうからです。
反政府軍は紛争ダイヤモンドを違法に採掘・売却し、その利益を武器調達に充てています。これにより反政府軍が力を強め、紛争が悪化してしまうことにつながりかねません。

スーパーでの食材選びで産地をチェックする人は多いと思います。一方で、ダイヤモンドの原産地を気にする人はあまりいないのではないでしょうか。婚約指輪は一生の宝物になるもの。それが紛争に利用されていたとしたら悲しいです。

最近では、紛争ダイヤモンドを取り扱わないのはもちろん、環境保全や人権保護にも配慮したダイヤモンド・ブランドが増えています。ハイブランドほどこういった取り組みには積極的です。美しさだけでなく、製造背景にまでこだわって作られたダイヤモンドなら、幸せな気分もより高まります。

ティファニー

婚約指輪・結婚指輪はもちろん、その他のアクセサリーも人気の高いニューヨークに本店があるティファニー。最近では日本初上陸の「ティファニーカフェ」も話題になりました。
ティファニーはウエディング業界でいち早くダイヤモンドの原産地を明らかにする取り組みを始めました。2019年には、ダイヤモンド原産地の情報公開をスタート。店頭のダイヤモンドリング一つ一つにそれぞれ原産地情報がわかりやすく表示されています。

実はダイヤモンドは、原産地を特定することがとても難しいのです。
その理由のひとつは、ダイヤモンドは何億年という長い期間を経て形成された結晶で、さまざまな成分が微妙な割合で入っており、成分を調べても原産地を特定することができないから。もうひとつは、ダイヤモンドは世界中の市場で、いくつもの業者が関わり売買されているから。これらの理由で、ダイヤモンドは原産地の偽装ができてしまうため、紛争ダイヤモンドも市場に出回りやすいのです。

ティファニーはダイヤモンドにシリアルナンバーをレーザー刻印することで、そのダイヤモンドの調達先(原産地)を追跡できるようにしています。肉眼では確認できない刻印なので、ダイヤモンド自体の美しさには影響はありません。また2019年からは、ダイヤモンドに添付される鑑定書に原産地と宝石の特性が記載されるようになりました。さらに2020年には、原産地と合わせて個々の製造工程まで公開することになります。 この取り組みにより、私たちは自分が購入したダイヤモンドが、どの国で採掘され、どの工房でカット・研磨されたかまで知ることができるようになります。これは他のダイヤモンド・ブランドでは実施されていない、業界初の取り組みです。

ダイヤモンド業界を代表するブランドとして、これまでも環境保全や人権保護にも積極的に取り組んできたティファニー。今回の原産地追跡・公開という取り組みは、ダイヤモンドの取引ルートの透明性を高め、「責任あるダイヤモンド調達」を約束するものです。世界を代表するハイブランドならではの、時代に先駆けた取り組みといえるでしょう。

[ティファニー ダイヤモンド YouTube]
  

[ティファニー公式ホームページ]  https://www.tiffany.co.jp/

ラザール ダイヤモンド

ラザールダイヤモンドのリングといえば、七色に輝くセンターダイヤモンドと、それを引き立てるメレダイヤモンドの美しさが特徴のニューヨークのブランドです。原産地からこだわった原石、丁寧なカッティングとポリッシング(研磨)が、主役だけでなくサイドまで美しく虹色に輝くダイヤモンドを創り上げています。
虹色に輝くダイヤモンドが特徴のラザールダイヤモンドも、紛争ダイヤモンドの排除に力を入れています。ラザールダイヤモンドは、自社と取引相手の信頼性を高めることで、双方が取り扱うダイヤモンドの原産地も保証しています。

ラザールダイヤモンドは、ダイヤモンド業界のリーダーとして、「キンバリー・プロセス」という制度の設立に協力してきました。この制度は、原石を輸出する際、不正に開封されないよう密閉容器で厳重に輸送され、かつ原産地証明書の添付が必須になるものです。紛争ダイヤモンドの流通を防ぐのが目的で、日本を含む世界75カ国が参加しています。
さらにラザールダイヤモンドは、「キンバリー・プロセス」をより強化するために、売り手・買い手間の保証システムを立ち上げました。キンバリー・プロセスにプラスして、「原産地が紛争に関わっていない」という保証書を発行する企業のみと取引を行うことにしています。これによって、売り手と買い手がお互いに紛争ダイヤモンドを扱っていないことが保証されるのです。

また、ラザールダイヤモンドの原石のトレーダー(取引をする人)は、紛争ダイヤモンドを見分ける訓練も受けています。万が一紛争ダイヤモンドが取引に紛れていても、訓練されたトレーダーが発見し、取引を拒否することができます。ラザールダイヤモンドは、自社の信頼性を高め、かつ信頼できる取引相手を選ぶことで、紛争ダイヤモンドが紛れる可能性をゼロにしているのです。

[ラザール ダイヤモンド公式ホームページ]  https://www.lazarediamond.jp/

エクセルコ ダイヤモンド

「世界最高の品質」と称されるエクセルコ ダイヤモンド。現在、世界の90%以上のダイヤモンドカットのルーツとなる「アイディアルラウンドブリリアントカット」を発明した伝統あるベルギーのブランドで、世界最高峰のカッティング技術が生み出す輝きが自慢です。
エクセルコ ダイヤモンドは、原石の仕入れから販売まで「マニファクチュール(自社一貫生産)」を行うことで、紛争ダイヤモンドの紛れる余地を許さない取り組みを行っています。

エクセルコ ダイヤモンドは、世界最大手の原石供給会社から優れた質の原石を「優先的に選別する権利を有する者」として、定期的に仕入れたダイヤモンドの原石の中から日本のエクセルコ ダイヤモンドために高品質な原石を厳選しています。原石供給会社は、自社で鉱山を所有する世界的なダイヤモンド企業です。ダイヤモンドの採掘だけでなく、産出国の自然保護や産業の発展にも貢献しています。この原石供給会社と取引できる権利を持つのは、厳しい基準をクリアしたほんの一握りの企業のみです。

権利を有する者であるエクセルコ ダイヤモンドは、原石供給会社から優先的に直接原石を買い付けることができるので、最高の品質であることはもちろん、倫理的・人道的にも保証された優れたダイヤモンドの原石を手に入れることができるのです。
エクセルコ ダイヤモンドは言うなれば「生産者直売」でダイヤモンドを買い付けています。信頼のおける相手から購入できるので、原産地が不明であったり、偽装された原石を売られる心配がありません。また、仕入れた原石は自社工場で熟練の職人がカッティング・研磨を経て、厳格な品質チェックが行われています。だから紛争ダイヤモンドが入り込む余地がないのです。

さらに、エクセルコ ダイヤモンドは、世界初の取り組みである「ダイヤモンドジャーニー」を導入しています。ダイヤモンド一つ一つにシリアル番号がナンバリングされていて、ネット上でそのダイヤモンドの評価や原石のイメージ映像を見ることができます。
ダイヤモンドの原石からその道のりを追えるので、「自分だけのダイヤモンドリング」という特別感もいっそう感じられます。口コミでも評判のエクセルコ ダイヤモンドの「最高の輝き」。それがどのようにして生み出されているか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

[エクセルコ ダイヤモンド YouTube]
  

[エクセルコ ダイヤモンド公式ホームページ]  https://www.exelco.com/
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