祝祭日2
5月最終月曜日 Memorial Day
戦没者追悼記念日です。戦没者の墓を花や国旗で飾ることからDecoration Dayと呼ばれていましたが、1968年米国政府に認められて祭日となりました。政府機関や銀行、郵便は休みです。各地でセールが行われ、国旗も掲揚します。しかしこの場合の国旗は午後12時まで半旗にすることになっています。ウエディングの際に歴史の流れを感じてみるのもいいですね。
7月4日 Independence Day
独立記念日です。4th of July,やJuly 4thと呼ばれることが一般的です。この日はイギリスの植民地支配からの独立を祝う日で、各地でセールも行われます。政府機関や銀行、郵便は休みとなり、国旗も掲揚します。一般的にはバーベキューやピクニックなどを行い、家族や友人と一緒に過ごします。各地で花火も行われるので、結婚式を終え、新しく家族となった二人が過ごすにはぴったりの日ですね。
9月第1月曜日 Labor Day
労働感謝の日です。1882年9月5日、ニューヨーク州で始めて祝われ、その後1884年は9月の第1月曜日をLabor Dayとすることが決定しました。国旗掲揚はありませんが、政府機関や銀行、郵便は休みです。7月の独立記念日から始まった長い夏が終わりを告げるのがこの労働感謝の日です。各地でイベントやセールが行われるのでウエディングのついでにぜひ訪れてみましょう。
11月第2月曜日 Veteran's Day
退役軍人記念日です。政府機関や銀行、郵便は休みとなり、国旗を掲揚します。1938年にArmistice Dayとして始まりましたが、第2次世界大戦後の1953年、Veteran's Dayと改名されました。午前11時には黙祷が行われます。またベトナム戦争後は、ワシントンDCにあるthe Vietnam Veterans Memorialで、ベトナム戦争で亡くなった人たちを偲ぶセレモニーも行われるようになりました。また、退役軍人達によって結成されたthe American Legion and Veterans of Foreign Warsなどの団体が、赤い紙で作ったポピーなどを販売して寄付を募っています。このポピーは戦争によって身体障害者になってしまった退役軍人によって作られました。ポピーとは、第1次世界大戦で激戦が繰り広げられたベルギーのフランダース・フィールドに咲いていた花に由来しています。
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