民族
民族構成
現在グアム島の人口は約16万人です。その民族構成は、チャモロ人47%,フィリピン人25%,白人10%,華人,日本人,韓人,その他18%となっています。ただし、スペイン統治時代にチャモロ人とスペイン人の混血化が進み、現在純粋なチャモロ人は存在しません。
グアムの先住民は、チャモロ人と呼ばれる人々です。
その歴史は謎に包まれていますが、紀元前2000年〜3000年に、フィリピン、インドネシアを経由して渡来した東南アジア系の人種と考えられています。
チャモロ語と言語上の類似点がインドネシアやマレーシアの方言の中にみられます。
言語
公用語は英語、チャモロ語ですが、日本人観光客による収入が島の大部分の収入を占めていることから日本語も使われており、日本語を理解できる島民がかなり多いので結婚式で訪れても安心ですね。
宗教
17世紀、スペインのイエズス会宣教師サン・ビトレス神父により、カトリック教がもたらされました。現在では住民の約75%が熱心な信者だといわれ、各コミュニティ(村)には必ず教会があります。各教会には村の守護聖人が祭られており、毎年記念のお祭り(フィエスタ)が行われています。
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