街で素敵な和装の花嫁さんに出会いました

街を歩いていたら和装の花嫁さんに遭遇。「これから式?」と思ったらそうではなく、お式前に撮影を済ませる“前撮り”とのこと。

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街で素敵な和装の花嫁さんに出会いました
 今日、銀座を歩いていたら、前の曲がり角から突然打ち掛け姿の女性が現れてビックリ。実はすぐ近くに呉服屋さんがあって、そこはレンタルサービスもある店だそうで、結婚式前に先に撮影を済ませておく「前撮り」を今日やっていたらしいのです。まず呉服屋さんでヘアメークと着付けをしてもらい、そのまますぐそばの写真館へ直行。撮影して、また呉服屋さんに戻って終了、というコースだそうです。

 お嫁さんのすぐ後ろから現れた新郎は、もちろん、紋付き袴姿。道行く人がみんな立ち止まって「おおーっ!」というかんじに眺めていました。やっぱり日本人。和装、和婚、いいですよね。私も着物が大好きなのでうっとりと眺めました。

 明治記念館で来月行うそうです。実はあまりに素敵だったのでお二人に話しかけてしまい、色々教えてもらったのでした。明治記念館ということは、当然お式は明治神宮で。式の後車の場所までしばらく神社のあの美しい森の中を歩いて移動するそうで、きっとそこでも今日のように注目の的でしょうね。明治神宮は外国人観光客も多いから、バシバシ写真も撮られるのではないかしら。

 お嫁さんの打ち掛けの柄は、古典的でありながら現代的でとても素敵でした。基本は青海波文様なのですが、青の色が波の輪ごとにグラデーションになっていて、一番濃いところはほとんど紺に近く、一番薄いところだと淡い水色。そこに手前から松の枝がかかっていて、おしどりのような鳥が一羽は飛んでいて、一羽は枝に留まっている‥という文様です。ちょっと余り見たことがない斬新な文様。

 実はその後お二人について呉服屋さんにも入り、お店の方とも色々お喋りをしました。今日お嫁さんが着ていらした打ち掛けは、大正末期のものなのだそうです。やっぱり‥!あの頃の着物って大胆な物が多いですものね。何とも眼福な一時でした。私も和婚でしたいなと、改めて思いました!