結婚式でプロポーズ
昨年10月の話ですが、その時にとっても素敵な出来事があったんです。それは、結婚式の間に次の花嫁が誕生したことです。
式の中盤に差し掛かり、ブーケプルズのセレモニーの時です。リボンの数は、なんと23本!一つのブーケから広がる23本のリボンは、末広がりの扇のようで、とても壮観でした。「せーのっ!」司会者の合図で、みんながいっせいにリボンを引きます。ブーケに繋がるたった1本のリボンの先にいたのは、サークルの先輩でした。私達の出会いの場であるサークルは、列席の割合の中でも多くを占めていて、ブーケをゲットした先輩の彼も出席していました。お酒も入っていたので、周りの友人達が嫌がる彼を無理やり前に出しました。それに気付いた司会者がすかさず「彼の登場です!」と盛り上げます。彼は、サークルの中でもムードメーカーで、いつも冗談を言っているようなタイプの人です。その彼が今まで見たことがないような真剣な顔をしていました。一気に盛り上がる会場。彼は自らマイクを要求し、「結婚してください」と一言。まっすぐ目を見て言った姿は、男らしくてとてもかっこ良かったです。彼女は泣きながら「ありがとう」とブーケを受け取りました。
この二人は、今年の9月に結婚式を挙げることに。そして、プロポーズの場を盛り上げた司会者に、司会をお願することになりました。また次の花嫁が誕生するのではと期待が高まります。
今から司会の練習開始です。