お母様の結婚式に対する思い

着付けの仕事を通して結婚式に対するお母様の思いを聞くことができました。
色々な側面から式の良さや思いを見て、良い経験をしています。

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お母様の結婚式に対する思い
先日、初めて着付けの仕事を行いました。浴衣の着付けや成人式、卒業式の着付けは行ったことがあるのですが、結婚式での着付けは初めてでした。私が着付けを担当するのは、基本的にお母様が着る留袖や友人、親戚が着る訪問着でした。特にお母様や親戚の方々は、集合写真や親族紹介の時間には必ず仕上げないといけないので、時間に追われて必死です。一生懸命に手を動かしていると真剣な顏になってしまい、静かになってしまうので、口と手を両方動かせるように心がけています。お母様は、結婚式が始まる前に着付けに入るので、式の話をするととても喜びます。結婚準備が大変だったこと。両家の顔合わせの時にあった出来事。お嬢様との思い出等々。そんな話を聞いていると、いつも新郎新婦の傍で仕事をしていますが、式は両親の気持ちもたくさん込められているんだなと再確認します。なかなか、式当日にお母様の話をゆっくり聞くことはできないので、着付けの仕事をしているとこんな良い面もあるんだなと感じました。また一つ違う側面から式を見ることがきて、良い経験になっています。これからも、色々な面から式の良さや人の思いを見つけていきたいと思いました。