職人の引き出物

新郎様は陶芸職人。そんな二人の結婚式の引き出物はユニークな一品物。

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職人の引き出物

先日招待された結婚式は、和婚の式で、厳かで美しい結婚式でした。和婚の結婚式にでたのが初めてで何だか着物って良いな、日本の伝統文化って素敵だな。と再確認することができました。新郎の方の職業はなんでも陶芸家ということで、何だか和服がとても似合う方でした。きりりとした顔が職人の雰囲気を醸し出していました。

 

結婚式が終わり、引き出物を開けてみると、そこにはとても綺麗な水色の小さなコップが二つ。メッセージを読むと、新郎の方が一生懸命出席者分のコップを焼いてくれたそうです。後日談ですが、友達に聞いたところ、引き出物を手造りのコップに決めたまでは良かったものの、出席者全員になると、200個近く作らなければならないということが分かり、式の直前まで必死に作ってくれていたということでした。何だかわるい気もしちゃいましたが、心のこもった引き出物は大切にしなければという気持ちになれて良いものだなと思いました。

 

色々な引き出物があって、結婚した友達に聞くと「引き出物が一番くらいに困った」という言葉をよく聞きます。食器類はありきたりだし、安っぽい物は渡せない・・・。そんな時、知り合いや自分、結婚するお相手が何か手に職がある人だと、少し変わった引き出物をゲストに渡せるかもしれないな、とちょっと参考にしてみたい素敵な陶芸品を頂いたのでした。