ホノルルの文化
美術館
ダウンタウンに位置するホノルル美術館 (Honolulu Academy of Arts) は、ハワイの近代絵画の充実したコレクションに関しては世界一であるといわれています。特に東洋美術の充実したコレクションを持っており、日本、中国、イスラム美術の粋に触れることが出来ます。西洋美術も主に地元のコレクターから寄贈された作品を収蔵しているのでそこそこ充実していますが、東洋美術のコレクションに比べるとやや見劣りしてしまいます。全体として言えばホノルル美術館は中規模の美術館として優れた内容を誇っており、じっくりと鑑賞したならば丸一日はかかります。
また、ハワイの現代アートの充実したコレクションを持っている現代美術館 (The Contemporary Museum) がマキキ (Makiki) にあります。
舞台芸術
ホノルルはハワイアン音楽 (Hawaiian music) の中心地として有名です。ロッキー山脈の西でもっとも古いシンフォニー・オーケストラといったら、1900年に設立された、ホノルルシンフォニー (Honolulu Symphony) です。他のクラシック音楽アンサンブルはハワイオペラ劇場 (Hawaii Opera Theatre) が含まれます。中心的な音楽イベント開催地は the Neal Blaisdell Center, the Waikiki Shell, 及び the Manoa Valley Theatre が含まれます。
ホノルルは the Diamond Head Theatre及び the Manoa Valley Theatre を含む、いくつかのライブ劇場のための場所もあるのです。
博物館、水族館、動物園
ハワイ屈指の博物館といったら、ビショップ博物館 (The Bishop Museum) が挙げられます。ハワイのみならずポリネシア屈指の博物館であり、日本人考古学者、篠遠喜彦博士が長年勤務し、ポリネシア考古学の分野で輝かしい業績を残したことでも知られています。
高い評価を受けている、ハワイ諸島の歴史や自然史に関する展示やオセアニアの民俗文化に関する展示は見どころです。
アロハ・タワーの正面にある海事博物館ハワイ・マリタイム・ミュージアムは、ハワイの捕鯨史、海運史、航海カヌー文化についてのまとまった展示が見られる他、4本マストの大型帆船「フォールズ・オブ・クライド」が係留されています。滅多に見られない航海カヌー「ホクレア」もたまに係留されていることがありますが、航海に出ていたり、サンド・アイランドの乾ドックで整備されていることも多いので、ホクレアを見られるチャンスはさほど多くはありません。
カピオラニ公園 (Kapiolani Park) の近くのワイキキには、ワイキキ水族館 (The Waikiki Aquarium) とホノルル動物園 (the Honolulu Zoo) は両方ともに位置しています。
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