妹の結婚式で愛娘の大役に感激
三才になる娘は、私の妹が大好き。母である私よりなついているんではないかと寂しく思うぐらい、妹が遊びにくると走って駆け寄り抱きつく。
そんな大好きな叔母さん(妹は叔母さんと呼ばれるのは嫌なんだけど…)が、結婚式をあげることになった。もちろん家族で列席した。娘も妹のウエディングドレスに負けないくらいの、オメカシしてフリフリのドレスを着ておおはしゃぎ。子供がおしゃれして、おしとやかに過ごしていられるのは10分ももたなかった。親が少々ハリキリ過ぎてしまった。
でも実は妹から娘に大役を仰せつかったのだ。
新郎新婦にお花を渡す子束の贈呈。三才の子には少し大きい花束を抱え新婦の妹に手渡し「おめでとう」って皆の前で言った。
運動会で親が必死に子供の勇姿をビデオにおさめている気持ちが分かる。気づけば、妹のウエディングドレス姿より、娘の写真ばかり撮っていた。
でも、「おめでとう」って言った後に、皆の注目を浴びていることに気づいたのか、急に号泣しだした。
慌てて、娘を抱っこしに迎えに行こうかと思ったら、「お嫁さんに行ってもユキとも遊んでね」って泣きながら言ったのでビックリ。幼いながらもなんとなく、お嫁にいくっていうことが分かるのかな。
娘の意外な一言に披露宴会場が微笑ましい雰囲気になった。
大役を立派にやり遂げた娘は安心したのか、妹が用意してくれたウエディング用のお子さまランチを残し寝てしまった。
娘の成長を見れた妹の結婚式だったけど、食事しながら寝ちゃう娘はまだまだ子供だなと、思う今日この頃でした。