楽しい!友人の結婚式に着て行く着物選び

お着物好きの私。友人の結婚式に招待されたので何を着て行こうかワクワクしています。コーディネートを考えるのが楽しくてたまりません

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楽しい!友人の結婚式に着て行く着物選び
 来月友人のおよばれがあるので、着物好きの私はどんな着物を着ようか、毎日楽しい悩みで頭がいっぱいです。

 式場は超王道の四谷のホテルニューオータニなので、やっぱりある程度はなやかにして行った方が良いと思っています。で、まだ未婚だから振り袖でもOKではあるけれど、三十代で振袖を着ることには私はどうも抵抗があるので、やっぱり付け下げか訪問着かな。

 私のお茶の先生が仰っていたけど、「結婚式に出席するときは思い切りはなやかにしなさい」って。その方が、呼んだ親の方は「はなやかなお客さんがいる」ということで他のお客様に対して鼻高々。面子が立つのだそうです。

 お茶の世界でも、お茶会に呼ばれたときにあまりに地味な格好で出席すると「お客ぶりが悪い」と言われてしまいます。それと同じで、せいいっぱいきれいにして会場をはなやかにすることが呼ばれた側の礼儀なのよ、と先生は仰っていました。なるほど。母や親戚の叔母から譲り受けた地味目で素敵な付け下げがあるにはあるのですが、やはり今回はもう少し派手目にしようと思います。

 ‥ということで、今の候補は、クリーム色地に蘭の花が大きく描かれた付け下げか、淡いピンク地に四季の花が入った花筐が散っている付け下げ小紋、或いは、赤地に鮫小判の江戸小紋(一つ紋付き)に黒亀甲のにぎにぎしい袋帯を締めるのも楽しいかも。帯揚げを緑色の絞りなんかにして。

 付け下げの方には、白系の袋帯が良く合うかなと思っています。ずいぶんなやなんだコーディネートだけど、礼装だから王道が間違いないし、結局こういう帯が一番合うし。帯の文様は、「かまくら」と呼ばれる、丸紋の中に花や蝶が織り込まれている伝統文様です。

 お友だちの中にもう一人着物で来る予定の子がいて、彼女は四君子柄の若緑色の付け下げにするそうです。それもかわいいだろうなー。

 結婚式は着物好きにとっては、自慢の一枚を披露する大切な機会。花嫁なみに張り切っているのですよね〜。楽しみです!